営業ハック

営業ハック-成功する人事

2017年2月15日

営業ハック-成功する人事

経営者の悩みの大きな1つに『人事』があげられます。どのように人材を教育すればいいのか、はたまたどんな配置にすれば、今の人材で最大限の効果が発揮できるのか・・・など悩みはつきません。そんな時に使える人事のポイントを今日はお話いたします。

人事のポイント1~大まかな性格の違いを理解する

人によって価値観が違いお互いが理解できず、最悪の場合は対立してしまうということもよくあります。しかし、人がどんな価値観を持っているかを事前に理解していれば、そのような問題も防げるようになります。色々な分析方法がありますが、私自身が1番納得がいっているのが、結果主義、原因主義、感覚主義の3つに分ける方法です。

結果主義の人間とは

結果主義の方は、言葉の通り結果に重きを置きます。会話も結論から話し、比較的要点をまとめて話すことが出来ます。淡々とありのままの事象を話すので、時に冷たく感じられることもあります。

原因主義の人間とは

原因主義の方は、結果よりもそれまでに至ったプロセスにこだわります。話し方も理由を伝えてから結論を話すので、要点まで到着するのに時間がかかる場合があります。

感覚主義の人間とは

感覚主義の人は、自分が楽しいと思ったことに対する行動は早いのですが、興味のないことには中々動きません。時に素晴らしいアイデアを閃いたりもしますが、行動が気分によって変わるムラがあります。

3タイプのどれがいいかということはないのですが、それぞれの特徴を捉えて、人事配置をしていけば、効率よく仕事が出来るようになります。

例)人員配置の例

、企画部門には感覚主義の人を多く入れ、実行部隊には結果主義、事務部隊には原因主義という風に配置すれば、自ずと得意な分野で活動できるので、ストレスは軽減されます。しかし、ここでの注意点は、あまり同じ特性ばかりを固めすぎると偏った意見になりがちなので、バランスよく配置するようにしましょう。

人事のポイント2~短所を気にしない

短所を気にして矯正しようとしても人は中々力を発揮できません。それどころか逆にストレスを抱えてしまい、最悪の場合体調を崩してしまったりします。

人付き合いが得意な人もいれば、一人で黙々と商品開発に打ち込むのが得意な方もいらっしゃるのが現状で、お互いが自分に合っていない職責を担うようになると一気にストレスが溜まってしまいます。まだまだ、若手のうちは色々な職種を経験しながら自分に合った職種を探すのもいいのですが、やはり合わない仕事に無理やり合わせる必要はないと思うので、会社側から適性をみて判断してあげるようにしてください。

しかし、人材が集まりにくいこの時代においては、どうすれば良いのかと言いますと、優秀さよりも自社に足りていない特性を持った人物かどうかというところに焦点を絞って採用活動をすると、今まで見向きもしなかった応募者の中から宝の人材を発掘出来る場合もあります。そのためにも自社の企業分析も怠らないようにしてください。

人事のポイント3~モラルハザードは徹底的に注意する

事務が苦手や人前で話すのが苦手という仕事上の欠点は、直す代わりにその人に会う仕事場を見つけてあげれば済むのですが、モラルがない人材についてはどこにもやり場がないので、徹底的に矯正してください。

例えば、いつも出社時間ギリギリに出社する方や遅刻の常習犯などは、徹底的に叩くべきです。後は、だらしない服装をしている人や挨拶が出来ない人も矯正の必要があります。

こういったモラル面を守れない人は多くの方が仕事でも大した成果を出せていない人が多いのが現状です。個性と違い意識すれば直すことが可能なので、どんどんと取り締まるようにしてください。

人事のポイントまとめ

社員の性格や得意不得意をしっかりと把握することが、人事のまず第一歩になります。そのためにも管理者の方は、自分の部下の長所短所や適性をしっかりと観察するようにしてください。さらに誰でも出来る簡単なモラルを徹底することにより、社内の雰囲気も良くなります。言葉だけでは、中々伝わらなかったり、行動に移したり出来ないので、是非管理者の方自ら率先して行動に移していくようにしてください。

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