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【東京23区の民泊M&A】投資688.5万円・年間予定利益120万円は買いか?元銀行マンが収益化済み民泊を徹底鑑定

【東京23区の民泊M&A】投資688.5万円・年間予定利益120万円は買いか?元銀行マンが収益化済み民泊を徹底鑑定

「不動産投資を始めたい。でも、金利が上がるなかで数千万円の借入を増やして大丈夫だろうか」

「給料以外の副収入が欲しい。民泊には興味があるけれど、会社員をしながら開業準備やゲスト対応までできる自信がない」

「不動産は増えた。借入も増えた。でも、毎月自由に使える現金は思ったほど増えていない」

そんな会社員や不動産投資家に、知っておいてほしい投資方法があります。

それが、すでに運営され、売上をつくっている民泊事業そのものをM&Aで承継する「収益化済み民泊M&A」です。

今回の「田中のお宝民泊M&Aレポート」で分析するのは、東京都23区内で運営されている収益化済み民泊案件。

公開資料によると、

  • 譲渡価格:650万円
  • M&Aプラットフォーム手数料:38.5万円
  • 投資合計:688.5万円
  • 年間売上:486万円
  • 年間経費:360万円
  • 年間予定利益:120万円
  • 営業利益率:25%
  • 単純計算による投資回収期間:約5.7年

という案件です。

年間予定利益120万円ですから、単純化すると月平均約10万円の利益を生み出していることになります。

「東京23区で、600万円台の投資から年間120万円の利益が見込めるのであれば、買いではないか?」

そう感じる人もいるでしょう。

しかし、元銀行マンであり、民泊M&A・融資の専門家、バトンズ認定DD調査人でもある田中琢郎の評価は、

収益性:B
投資適正:C
総合評価:C

です。

なぜ、年間120万円の利益が見込まれる東京23区の案件でも「C評価」なのでしょうか。

ここに、収益化済み民泊M&Aで失敗しないための重要なポイントがあります。

今回は、実際の案件を材料に、

「会社員が収益化済み民泊M&Aへ投資するなら、何を確認してから買うべきなのか」

を、元銀行マンの視点から詳しく解説します。

目次

収益化済み民泊M&Aの投資家様

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民泊投資の基本や、収益化済み民泊の考え方については、こちらの動画でも詳しく解説しています。

民泊投資の基本はこちら

民泊M&Aと融資の専門家であるファイナンスアイの田中はバトンズの認定パートナー/バトンズ認定DD調査人。トランビの認定M&A支援の専門家です。

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収益化済み民泊物件の情報を配信|田中の民泊レポート

この記事の結論|東京23区・年間予定利益120万円でも「総合C」

今回の案件を先にまとめると、以下のとおりです。

項目内容
エリア東京都23区内
譲渡価格650万円
M&Aプラットフォーム手数料38.5万円
投資合計688.5万円
年間売上486万円
年間経費360万円
年間予定利益120万円
月平均予定利益約10万円
営業利益率25%
単純投資回収期間約5.7年
収益性評価B
投資適正C
総合評価C

公開されている数字だけを見ると、大きな赤字リスクを抱えた案件には見えません。

東京23区という宿泊需要の大きなマーケットで年間486万円の売上実績があり、予定利益として年間120万円を残しているからです。

それでも総合評価をCとした大きな理由が、

「買収した後も、現在と同じ利益を再現できるのか」

という問題です。

収益化済み民泊M&Aでは、現在の売上だけを見るのでは不十分です。

誰がゲスト対応をしているのか。

誰が清掃手配をしているのか。

現在のオーナーが自分で行っている仕事はないのか。

運営代行会社へ完全に任せた場合、いくらコストが増えるのか。

現在の運営体制を買収後もそのまま引き継げるのか。

そこまで確認して初めて、会社員が副業として取得した後にも同じ収益構造を維持できるかを判断できます。

収益化済み民泊M&Aとは?

一般的に民泊を始めようと思えば、ゼロから事業をつくります。

例えば、

  1. 民泊可能物件を探す
  2. 賃貸借契約・物件取得を行う
  3. 民泊・旅館業等に必要な行政手続きを進める
  4. 消防設備等を整備する
  5. 内装を整える
  6. 家具・家電・備品を準備する
  7. Airbnbなどの民泊予約サイトへ掲載する
  8. 写真や料金設定を改善する
  9. 予約を獲得する
  10. レビューを積み上げる
  11. 運営を改善し黒字化する

というプロセスが必要です。

会社員が副業として取り組む場合、ここが大きなハードルになります。

特に東京都内では、民泊可能物件を見つけて契約するだけでも簡単ではありません。

さらに、物件を契約した後も許認可や消防、内装、家具家電などの準備期間中は売上が発生しない一方、家賃は発生します。

これが、いわゆる空家賃リスクです。

一方、収益化済み民泊M&Aでは、すでに運営されている民泊事業を承継します。

そのため、

  • 過去の売上
  • 過去の経費
  • 宿泊実績
  • 予約サイト上の評価
  • 運営方法
  • 清掃体制
  • 運営代行体制

などを確認した上で投資判断できる可能性があります。

つまり、

「ゼロから収益をつくれるか」を予測する投資ではなく、「すでに存在している収益を買収後にも再現できるか」をDDする投資

という考え方です。

なぜ会社員の副業と「収益化済み民泊M&A」は相性がいいのか?

民泊と聞くと、

「毎日のメッセージ対応が大変そう」

「深夜に外国人ゲストから連絡が来そう」

「清掃まで自分でやるの?」

と考える会社員も少なくありません。

実際、すべてを自分で運営するのであれば、完全な「不労所得」とは言えません。

しかし、収益化済み民泊M&Aの場合、既存の運営体制まで承継できるかを確認した上で購入できることが大きな特徴です。

1.すでに売上実績を確認できる

ゼロから始める民泊では、

「本当に予約が入るのか」

「月にいくら売れるのか」

「どの程度の経費がかかるのか」

を予測しなければなりません。

収益化済み民泊であれば、過去の実績を材料に投資判断できます。

もちろん、過去の売上が将来も続く保証はありません。

しかし、ゼロから開業する場合と比較すると、実績データを材料に事業計画を検証できるという大きな違いがあります。

2.開業までの時間を短縮できる可能性がある

すでに運営されている事業を承継できれば、ゼロから家具家電を揃え、予約サイトを立ち上げ、最初のレビューを獲得していくプロセスを圧縮できる場合があります。

会社員にとって「時間」は重要な資産です。

本業を続けながら副収入をつくりたい人ほど、ゼロから全部自分で立ち上げる以外の選択肢を知っておく価値があります。

3.運営代行を活用できれば、本業との両立を考えやすい

民泊には、

  • ゲストへのメッセージ
  • 予約管理
  • 価格調整
  • 清掃
  • 消耗品補充
  • 緊急時対応

などの業務があります。

これらを現在の運営代行会社などへ委託し、その体制を買収後も継続できるのであれば、会社員本人の業務負担を大きく抑えられる可能性があります。

ただし、ここは重要です。

「収益化済み民泊を買えば、自動的に何もしなくてよくなる」わけではありません。

買収前に、

  • 現在の運営代行契約は承継できるか
  • 手数料はいくらか
  • 買収後も同一条件なのか
  • 現オーナーが自分で行っている作業はないか

をDDする必要があります。

今回の案件で田中が総合C評価とした理由も、まさにここにあります。

今回の東京23区民泊M&Aを数字から分析

それでは、今回の案件を詳しく見てみましょう。

譲渡価格650万円、投資合計688.5万円

今回の譲渡価格は650万円。

M&Aプラットフォーム手数料38.5万円を含めると、現時点で判明している投資合計は688.5万円です。

東京23区の宿泊事業をゼロから立ち上げようとすれば、

  • 物件取得費用
  • 敷金・礼金
  • 保証金
  • 内装
  • 家具家電
  • 消防設備
  • 許認可関連費
  • 売上が立つまでの家賃

などが発生します。

そのため、「譲渡価格だけ」で比較するのではなく、ゼロから立ち上げた場合の総投資額や準備期間まで含めて比較することが大切です。

年間売上486万円、年間予定利益120万円

公開情報では、

年間売上486万円
年間経費360万円
年間予定利益120万円

となっています。

月平均で考えると、

売上:約40.5万円
経費:約30万円
利益:約10万円

です。

営業利益率は25%。

東京都内では家賃などの固定費が重くなりやすい中で、一定の利益を確保している案件と見ることができます。

一方で、田中の収益性評価は「B」。

爆発的な利益率というよりは、

「東京という需要の厚い市場で、標準的な収益性を確保している案件」

という評価です。

投資回収期間は約5.7年

投資合計688.5万円に対して、年間予定利益120万円が維持されると仮定した場合、単純計算による投資回収期間は約5.7年です。

もちろん、これは、

  • 将来も同じ売上が続く
  • 経費が大きく増えない
  • 大きな追加投資が発生しない

などの条件を前提としたシミュレーションです。

民泊は事業投資です。

ホテル価格、為替、インバウンド需要、競合施設、家賃、清掃費、人件費などによって収益は変化します。

したがって、

「5.7年で必ず回収できる」

という意味ではありません。

重要なのは、現時点の実績を基準として、

「どこまで悪化しても投資として成立するのか」

まで確認することです。

民泊投資について動画でも解説しています

民泊投資の始め方や、収益化済み民泊の選び方については、YouTubeでも解説しています。ぜひこちらも参考にしてください。

成功の入り口はココから!正しい民泊投資の始め方

\収益化済み民泊を買う!民泊を売却する!民泊投資スキルを学ぶ/

東京23区という立地は民泊投資でどう見る?

今回の案件の大きな特徴は、東京都23区内であることです。

東京には、

  • 国内観光需要
  • 海外からのインバウンド需要
  • ビジネス需要
  • イベント需要
  • ショッピング需要

など、多様な宿泊需要があります。

今回の案件でも年間売上486万円という実績が公開されています。

地方リゾートのように特定シーズンへ需要が集中する市場とは異なり、多様な宿泊需要を取り込める可能性がある点は東京の特徴です。

ただし、

「東京だから絶対に儲かる」わけではありません。

同じ23区でも、

  • 最寄駅
  • 駅からの距離
  • 周辺観光地
  • 部屋の広さ
  • 最大宿泊人数
  • 競合
  • 価格帯
  • レビュー
  • 運営力

によって収益性は大きく変わります。

「東京」という住所だけではなく、個別案件の数字を見る必要があります。

年間利益120万円なのに、なぜ総合評価は「C」なのか?

今回の記事で、最も重要な部分です。

田中の評価は、

収益性B
投資適正C
総合評価C

です。

理由は大きく2つあります。

理由1|完全外注すると利益が減る可能性がある

現在の年間経費は360万円です。

しかし、現オーナー自身が、

  • ゲスト対応
  • メッセージ対応
  • 清掃手配
  • 料金設定
  • その他の運営業務

の一部を行っている可能性があります。

もし会社員が購入し、

「自分は何もせず、運営をすべて代行会社へ任せたい」

と考えれば、新たな運営委託費が発生する可能性があります。

すると、

年間予定利益120万円

という現在の数字が、そのまま買収後にも残るとは限りません。

だからこそ、

「年間120万円儲かっている」という結果だけで買ってはいけない

のです。

理由2|契約更新関連費用が確定していない

今回の公開資料には、契約更新関連費用が「有」とされています。

例えば、

  • 更新料
  • 名義変更料
  • 承諾料
  • 賃貸条件の変更

などが発生する可能性があります。

これらが買収後に発生すれば、実質的な投資額は688.5万円より大きくなります。

すると当然、投資回収期間も長くなります。

民泊M&Aでは、

表に出ている「譲渡価格」だけを見るのではなく、買収後に必要になるすべての費用を確認する

ことが大切です。

「収益化済み=収益の再現性が高い」とは限らない

収益化済み民泊M&Aには大きなメリットがあります。

過去の売上・経費・レビュー・運営実績などを事前に確認できることです。

しかし、

過去に儲かっていたことと、買収後も同じ利益が出ることは別です。

だから、田中の民泊投資では、

「収益化済みだから買いましょう」

ではなく、

「その収益を買収後にも再現できるのか」

を確認します。

例えば、

  • 現在のレビューは承継できるのか
  • 予約サイト上の運営実績はどう扱われるのか
  • 運営会社は継続できるのか
  • 清掃スタッフは引き継げるのか
  • オーナー自身の労働が利益に含まれていないか
  • 賃貸借契約は承継できるのか
  • 家賃条件は変わらないか

などです。

これがDD、デューデリジェンスです。

不動産投資で欲しかったのは「資産」?それとも「毎月の現金」?

不動産投資をすでに行っている会社員から、

「不動産は増えた。借入も増えた。でも思ったほど手元現金が増えていない」

という相談を受けることがあります。

数千万円、場合によっては1億円を超える不動産を所有していても、

家賃収入から、

  • ローン返済
  • 管理費
  • 修繕費
  • 固定資産税
  • 保険
  • 空室損失

を差し引けば、毎月自由に使える現金はそれほど大きくないケースもあります。

さらに金利が上昇すれば、変動金利型の借入では返済負担が増える可能性もあります。

ここで一度考えてほしいのです。

あなたが投資を始めた目的は、

「不動産の保有額を大きくすること」

でしょうか。

それとも、

「給料以外から毎月使える現金を増やすこと」

でしょうか。

もちろん、不動産投資と民泊M&Aにはそれぞれメリットとリスクがあります。

どちらが常に優れているという話ではありません。

ただし、

「本業以外のキャッシュフローを増やしたい」

という目的であれば、物件を所有する投資だけではなく、収益を生み出している事業を取得するM&Aという選択肢も知っておく価値があります。

会社員の民泊副業は「不労所得」になるのか?

「民泊 不労所得」

という言葉で情報を探している人も多いと思います。

しかし、民泊を買えば自動的に完全な不労所得になるわけではありません。

民泊には運営業務があります。

重要なのは、

自分がやらなくても運営できる仕組みを作れるか

です。

例えば、

  • ゲスト対応 → 運営代行
  • 清掃 → 清掃会社
  • 鍵 → スマートロック
  • 予約管理 → システム
  • 料金調整 → 運営代行・自動化ツール

などを組み合わせれば、オーナー本人の作業時間を減らせる可能性があります。

収益化済み民泊M&Aの場合、すでにこうした運営体制が構築されている案件もあります。

だからこそ、会社員が副業として取り組む場合には、

「利益率」だけでなく「自分が何時間働く必要がある案件なのか」

まで確認する必要があります。

自己資金688.5万円を全部出す?民泊M&Aと融資

今回の投資合計は688.5万円です。

ここで、

「自己資金だけで688.5万円を用意しなければならないのか?」

と思う人もいるでしょう。

ファイナンスアイでは、日本政策金融公庫と連携し、元銀行マンの田中が民泊開業や民泊M&A、既存民泊事業者の事業拡大における資金計画・融資相談をサポートしています。

融資を利用できるかどうかは、

  • 本人の年収
  • 自己資金
  • 信用情報
  • 他の借入状況
  • 取得案件の収益性
  • 事業計画
  • 法人・個人の状況

などによって異なります。

そのため、

「民泊M&Aなら誰でも融資を受けられる」わけではありません。

一方で、事業としての収益性と返済可能性を整理し、融資を活用できれば、自己資金だけですべてを賄う場合とは異なる資金計画を検討できます。

例えば、手元資金をすべて投資に使ってしまうのではなく、

自己資金+事業融資

という形で、手元の現金を残しながら事業取得を検討する考え方です。

民泊×融資について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

日本政策金融公庫と連携した民泊×融資サポート

元銀行マン・田中は民泊M&Aの何を見るのか?

民泊投資・民泊M&Aの専門家|ファイナンスアイ田中琢郎の写真-マスク無し
民泊M&Aと融資の専門家・田中

民泊案件を見るとき、多くの人が最初に確認するのは「利回り」でしょう。

もちろん利回りは重要です。

しかし、田中はそれだけでは投資判断をしません。

確認するのは、

  • 過去の売上
  • 過去の利益
  • 家賃
  • 運営代行費
  • 清掃費
  • OTA手数料
  • 許認可
  • 契約条件
  • 売上の季節変動
  • レビュー
  • オーナー本人の業務
  • 買収後の運営体制
  • 追加投資
  • 融資返済後のキャッシュフロー
  • 将来の売却可能性

などです。

銀行が融資をするときも、

「売上が大きいから貸す」

という判断はしません。

重要なのは、

最終的にどれだけ利益が残り、借入を返済できるのか

です。

民泊M&Aでも同じです。

「年間売上486万円」

だけではなく、

「最終的に年間120万円残る」

さらに、

「会社員が運営を外注した後にも、いくら残るのか」

まで見る必要があります。

民泊M&Aでは「買った後」だけでなく「売る時」まで考える

不動産投資でも出口戦略は重要です。

民泊M&Aも同じです。

買収して利益を受け取り続けるだけではなく、将来、

民泊事業そのものを次の買手へ譲渡する

という出口を検討できる場合があります。

つまり、

購入 → 運営 → 利益 → 売却・EXIT

までを一つの投資として考えます。

だからこそ、買う段階から、

「将来、第三者が買いたいと思う事業なのか」

という視点が必要です。

売上だけではありません。

  • 安定した利益
  • 良好なレビュー
  • 運営の仕組み
  • 契約の継続性
  • オーナーがいなくても回る体制

などを作ることで、将来の売却可能性も変わります。

すでに民泊を運営していて、

「民泊をやめようか」

「撤退したい」

と考えている方も、単純に廃業する前に、M&Aによる売却が可能か検討する価値があります。

民泊をやめる前に|民泊M&Aで売却・EXIT

今回の案件はどんな人に向いている?

今回の東京23区案件は、誰にでもおすすめできる案件ではありません。

検討余地がある人

  • 東京の宿泊需要を取り込みたい
  • ゼロから開業するより既存実績を見て判断したい
  • 会社員として本業を継続したい
  • 運営代行を活用したい
  • 給料以外のキャッシュフローを増やしたい
  • 民泊M&Aへの事業融資も検討したい
  • 購入前にDDをしっかり行いたい

一方で、

慎重になった方がよい人

  • 「買えば何もしなくても年120万円入る」と思っている
  • 生活に必要な資金まで投資しようとしている
  • 売上だけで投資判断する
  • DDを行わない
  • 運営代行費を確認しない
  • 過去の利益が将来も必ず続くと思っている

という方には向いていません。

元銀行マン・田中琢郎のコメント

民泊投資・民泊M&Aの専門家|ファイナンスアイ田中琢郎の写真-マスク無し
民泊M&Aと融資の専門家・田中

今回の案件で最も重要なのは、「東京だから買い」「年間120万円利益が出ているから買い」と判断しないことです。

収益化済み民泊M&Aには、過去の売上や利益を確認した上で投資判断できるという、ゼロからの民泊開業にはないメリットがあります。

しかし、その利益を買収後にも再現できるかどうかは別問題です。

特に会社員が副業として取得する場合、自分でゲスト対応や清掃手配をするのではなく、運営代行を利用したい方が多いでしょう。

その場合に重要になるのが、

現在の利益にオーナー本人の労働がどれだけ含まれているのか。
完全外注した後にも十分な利益が残るのか。

という確認です。

今回の案件を収益性B、投資適正C、総合Cとしたのも、その点を慎重に見る必要があるからです。

私は、

「収益化済み民泊だから買いましょう」

とは考えていません。

過去の数字、買収後の運営体制、契約条件、必要資金、融資返済後のキャッシュフロー、そして将来のEXITまで確認した上で、その人にとって投資する合理性があるかを判断することが大切です。

まとめ|「年間120万円利益」より重要なのは、買った後にいくら残るか

今回分析した東京都23区内の収益化済み民泊M&A案件は、

投資合計688.5万円
年間売上486万円
年間予定利益120万円
営業利益率25%
単純投資回収期間約5.7年

という案件です。

しかし、田中の評価は、

収益性B・投資適正C・総合評価C。

その理由は、「今いくら儲かっているか」だけでは、民泊M&Aの投資判断はできないからです。

重要なのは、

買収後も現在の売上を再現できるのか。

会社員が運営を外注した後にも利益が残るのか。

契約更新や名義変更などの追加費用はないのか。

融資を利用した場合、返済後にも十分なキャッシュフローが残るのか。

そして、将来どのように売却・EXITするのか。

そこまで確認して初めて、

「買える民泊なのか」

を判断できます。

不動産投資だけが、会社員の副収入を増やす方法ではありません。

また、民泊をゼロから開業する方法だけが、民泊投資でもありません。

すでに主要な民泊予約サイト等で運営され、売上実績を持つ民泊事業をM&Aで取得する。

そして、現行の運営体制を承継できるか確認し、日本政策金融公庫などの事業融資も含めた資金計画を考える。

これも、給料以外の収入の柱をつくるための一つの選択肢です。

全国の収益化済み民泊M&Aを元銀行マンが分析

田中の民泊投資では、全国で売却に出ている民泊M&A案件を、元銀行マン・バトンズ認定DD調査人の視点から分析しています。

「この民泊は買いなのか?」

「利益率は適正なのか?」

「会社員でも運営できるのか?」

「買収後に利益は残るのか?」

案件を見る力をつけたい方は、ほかのレポートもぜひご覧ください。

田中のお宝民泊M&Aレポート一覧

YouTubeでも、実際の民泊案件や民泊M&A、融資、投資判断について解説しています。

田中の民泊投資|YouTube

会社員が収益化済み民泊M&Aを始めるなら、まずここから

「自分なら、いくらくらいの民泊を買えるのか」

「自己資金はいくら必要なのか」

「日本政策金融公庫の融資を使える可能性はあるのか」

「会社員をしながら本当に運営できるのか」

「新規開業と収益化済み民泊M&Aでは、どちらが自分に合っているのか」

こうした疑問を持っている方に向けて、田中の民泊投資では、収益化済み民泊M&Aの仕組みや案件の見方、資金計画、融資、買収後の運営、EXITまで解説しています。

最初から案件を買う必要はありません。

まず、

「どんな民泊なら投資対象になるのか」

を知ることから始めてください。

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よくある質問

会社員でも民泊M&Aはできますか?

会社員でも民泊事業を取得すること自体は可能です。ただし、本業との両立を考える場合、ゲスト対応・清掃・予約管理などを誰が担当するのかが重要です。運営代行を利用する場合は、その費用を含めた買収後の利益を確認する必要があります。

収益化済み民泊なら、買収後も同じ利益が出ますか?

保証されるものではありません。過去の売上実績を確認できることは大きなメリットですが、運営体制、価格、競合、宿泊需要、経費などによって将来の利益は変化します。買収前のDDが重要です。

民泊M&Aに日本政策金融公庫の融資は利用できますか?

案件内容や申込者の属性、自己資金、既存借入、事業計画などによって判断されるため、すべての案件で利用できるわけではありません。ファイナンスアイでは、日本政策金融公庫との連携を活かし、民泊開業・M&A・事業拡大における資金計画や融資相談をサポートしています。

民泊M&Aは不労所得になりますか?

完全な不労所得とは限りません。民泊には予約管理、ゲスト対応、清掃などの業務があります。一方、運営代行や各種システムを活用し、オーナー本人の業務を減らせる場合があります。買収前に「誰が何をするのか」を確認することが大切です。

民泊事業は将来売却できますか?

一定の条件を満たす民泊事業であれば、第三者への事業譲渡を検討できる場合があります。売上・利益だけでなく、運営体制や契約条件などが買手の評価に影響するため、取得時からEXITを意識した運営が重要です。


※本記事に記載した売上・利益・利回り・投資回収期間等は、提供資料および一定の前提条件に基づく数値です。将来の売上・利益・投資成果を保証するものではありません。民泊事業への投資、M&A、融資については、個別案件の契約条件・収益状況・法令・許認可・資金計画等をご確認の上、ご判断ください。

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