M&Aの基本合意締結の決め手とは？
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ファイナンスアイ 代表 田中琢郎｜M&A融資とサブスクM&Aを提供>>
サブスクM&Aを利用してから、小山社長はたくさんのM&A案件を選定したなかで、今回M&Aを成功させた『サブスククリエイト』との基本合意を締結されました。
サブスククリエイトを選んだ理由を教えてください。
M&A案件選定の最終判断の基準とは
サブスククリエイト 小山社長｜サブスクM&AでM&A・事業承継に成功>>
M&Aの案件選定もかなりの量を経験したうえで、出会ったM&A案件なので基準はクリアしていた。ファイナンスアイのM&Aファイナンスのおかげで、M&A融資による資金調達の見通しもたつ。自分自身の中の条件はクリアしていた。
ポイント
- M&A案件選定を経て、明確な選定基準を確立
- M&A融資の見通しが立ち、資金面での条件がクリア
M&Aの売り手の対応と信頼関係の構築が重要
サブスククリエイト 小山社長｜サブスクM&AでM&A・事業承継に成功>>
決め手になったのは、M&Aの売手とやり取りを進めていくなかで『この売手とならM&Aを進められる。』というイメージをもてた事が大きいと思います。
①オンラインで素早いコミュニケーションが取れるM&A売手
サブスククリエイトの事業内容はオンラインのコミュニケーションが基本になっています。
ZOOMなどのオンラインで顔を合わせた打合せもあるが、チャットやメールなどのテキストでタイムリーなコミュニケーションができるか、ITに適応した素早いコミュニケーションに対応できる事は、DDの資料のやり取りでも必要になります。遠方の売手様とのやり取りではあったが、そこを考慮しても対応はとてもスムーズでした。
②M&A売手の誠実な人柄を感じた
売る事業を良く見せようとし過ぎない売手の誠実な人柄を感じた。私の直感もあるが、総合的に考えてM&Aが成功するビジョンが見えたのが良かった。
もし、私がM&Aの売手ならば、M&Aの買手に『何も問題ないです！』と言いたい気持ちにすごくなると思います。しかし、私自身がスタートアップで働いていた経験があるので分かる事ですが、何でも完璧にできている事業や会社は正直ないと思います。
サブスククリエイトの売り手様は、私が質問した事項に対して、現時点で資料や仕組が整っていない内容も隠したり誤魔化す事なく、正直に伝えてもらえた。
ポイント
- オンラインで迅速なコミュニケーションが可能な売り手
- 売り手の誠実な対応と資料提供の透明性
- リスクや欠点を隠さず正直な姿勢が、信頼の構築に貢献
M&Aを成功させる売り手との信頼構築の重要性
信頼できるM&A売り手の特徴～レスポンスが早い
ファイナンスアイ 代表 田中琢郎｜M&A融資とサブスクM&Aを提供>>
サブスククリエイトの売り手様のレスポンスは本当に早かったと思います。小山社長を通じてですが、とても良い売り手様だと感じました。
『レスポンスが良い方は誠実で嘘が無い。』
私もこの売手様なら基本合意を締結してM&Aを進めても問題ないだろうと感じました。事業の収益も、毎日、あらゆる事業や企業の決算書を分析している私からすれば『本当に？』と思えるくらいに、良い数字でした。
サブスククリエイト 小山社長｜サブスクM&AでM&A・事業承継に成功>>
サブスククリエイト様は隠し事をすることなく、レスポンスもとても早かった。
例えば、『現時点ではその仕組みがない。現時点では資料は整理されていないがRAWデータで良ければ提出できる。』という具合に、売り手様から加工されていない生のデータをそのまま共有して頂けた。このようなサブスククリエイトのM&A売り手様の、正直なやり取りも信頼できると判断したポイントです。
サブスククリエイト様に出会うまでに、大量のM&A案件を選定して様々な売り手様とのコミュニケーションもおこない、私自身もそれなりに経験を積んでいました。そういう日々の活動の中で巡り合えた案件でしたので、『運』が味方してくれた部分もあると思います。
ポイント
- 誠実なM&Aの売手はレスポンスが早く、対応がスムーズ。
- 隠し事をせず、データや情報をそのまま提供。
大手M&Aサイトにも存在する悪質なM&Aの売手やM&A仲介の共通点とリスク回避策
ファイナンスアイ 代表 田中琢郎｜M&A融資とサブスクM&Aを提供>>
『質の悪いM&A案件』と言うと怒られるかもしれませんが、『悪いM&A案件』は共通してレスポンスがとても悪いです。
M&Aガイドラインに抵触するM&A仲介や悪質な売手に注意
他にも、DDの調査期間を1週間などと調査が十分に行えないように短期間にしてくる売手は、悪意を持って隠し事をしていると疑っておいた方がよいです。M&A仲介がついている案件の場合、現地調査や会社見学に買手側のアドバイザーやセカンドオピニオンの同席を拒む仲介がいます。私のような企業再生のM&Aに長けた財務の専門家が立ち会えば、彼らが隠している事案やリスクを見抜きます。そうなれば、適正な譲渡価格の減額交渉にもつながります。悪意をもって隠し事をしているM&Aの売手や仲介からすれば、何としても買手に高値で売り逃げしたいと思うので、同席を拒む売手や仲介も疑っていた方が無難です。
情報格差を利用して、国が定めたM&Aガイドラインに抵触する対応をしているM&A仲介は大手のM&Aサイトの案件にも存在します
M&Aの売り手と買い手の信頼関係に関するアドバイスは、専門家の立場では申し上げにくい。
しかし、M&Aした後に事業を成功させるためにも売り手様との信頼関係は絶対に必要だと思います。
ポイント
- レスポンスの遅い売り手は要注意
- 売り手との信頼関係が築けるかどうかが、M&A後の成功を左右する
M&Aの基本合意締結後のプロジェクトマネジメント
M&Aの成功にはWBSとロードマップが重要
ファイナンスアイ 代表 田中琢郎｜M&A融資とサブスクM&Aを提供>>
ファイナンスアイの『サブスクM&A』では基本合意締結後のキックオフの際に、基本合意からM&Aの譲渡完了までの全体のタスクとスケジュールをまとめたWBSを策定しています。一人ひとりのお客様ごとに対応する項目もスケジュールも違いますので、お客様に合わせた内容で提示しています。
これにより、トータルでどれくらいの確認項目があるのか？どのタスクとどのタスクが絡み合っていて、クリティカルチェーンになっているのか？M&A買手のお客様のM&A全体をプロジェクトマネジメントする支援をしています。
実際に、このロードマップの提示などはM&A買手の小山社長の役に立ちましたか？
サブスククリエイト 小山社長｜サブスクM&AでM&A・事業承継に成功>>
『サブスクM&AからWBSやロードマップの提示がなければ、M&Aの融資やM&Aの成約まで辿りつけなかったと思います。』私には全く知見がない内容も多く、とても助かりました。
ポイント
- 基本合意締結後に、タスクとスケジュールの全体図を示すWBS（Work Breakdown Structure）の策定
- タスク間の依存関係（クリティカルチェーン）の管理を行い、プロジェクト全体の進行を最適化
実例: M&A融資審査のスケジュールに合わせて逆算で管理
サブスククリエイト 小山社長｜サブスクM&AでM&A・事業承継に成功>>
基本合意を締結し、検討期間が４カ月ありました。最初の感想は「4カ月もある」だから余裕をもって進められるというイメージでいました。
しかし、ファイナンスアイの田中さんと基本合意後の最初のキックオフの段階で『M&Aの融資は審査に2カ月かかる事もある。融資申込までに必要な資料がこれだけある。間に合わさないといけない。』というアドバイスをもらいました。スケジュールを逆算して、何をいつまでに完了させるのかWBSでM&A完了までの全体の計画を説明してもらえました。
そのおかげで、私は自分の認識をがらりと変える事ができました。実際には時間に余裕がない事をスタート段階で認識を改める事ができました。この事は本当にとても大きかったと思います。
ポイント
- 融資審査には最大2カ月が必要で、資料準備は事前に徹底管理
- 時間の感覚を認識し直すことで、進行の遅れを未然に防ぐ。
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