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起業時の創業融資(日本政策金融公庫・信用保証協会)面談NGワード
融資面談NGワード~税金の未納・滞納
創業融資の面談において、税金の未納や滞納について正直に話すことで不利を受けることがあります。もちろん、その時点で税金の未納や滞納が発覚すれば融資の可能性はゼロとなってしまうため、申し込みの前に支払いを済ませておくのが大切です。日本政策金融公庫は政府が出資する公的機関であるということをよく考えておく必要があります。
面談の中ではあちらから聞いてくるケースもあれば、こちら側が調子に乗って喋り、口を滑らせることもあります。これらに関する内容は絶対に自分の口から話さないことが大事であり、また、他のネガティブな話題に発展する可能性も秘めているため、こうした話題に限らず、できるだけ事業計画の中身に特化した話題が求められます。
融資面談NGワード~支払・返済の遅れ
借りたお金はしっかり返すのが大前提となるため、この人はちゃんと支払いや返済をしてくれる人なのか、遅延はないかというのを見ようとします。融資面談の際には、預金通帳などでそのあたりのことを見られますが、それ以外にも話の流れなどで、このような話題をあえて出して、探りを入れるケースもあるため、注意が必要です。
公共料金の支払いなどがいつもギリギリ、もしくは引き落としではなく、振込用紙で行っているような場合は、ちゃんと返済をしてくれるという確証を得ることはできません。確証を得てもらうためにも、最近、振込から口座引き落としに切り替えた、遅延は全くないというような形にするなど、信用を得る努力が必要となります。
融資面談NGワード~キャッシング
消費者ローンなどキャッシングを利用している人は注意が必要です。以前に返済が滞り、事故を起こしたというケースがあれば、その時点で融資は難しくなってしまいます。また、事故こそなくても、現在も借りているという場合も融資の成功はかなり遠のくこととなります。これは、キャッシングを経営者になった後でも安易に利用し、運転資金にするのではないかという懸念が生じるためです。
面談でこの話題が出るとすれば、どのようにして資金を集めたかという部分です。これだけのお金を自分でかき集めたという話題にうっかり消費者ローンで借りたという言葉を使ってしまえば、その時点で厳しいチェックが入ることとなります。たとえ冗談でも触れるべき言葉ではありません。
融資面談NGワード~自己資金・転職回数
自己資金がある程度あることが望ましく、コツコツとためてきたという部分が評価されやすくなります。そんな中、見せ金と呼ばれるやり方で自己資金を多く見せかけるケースも出ています。見せ金と思われればカウントしてくれず、苦戦を強いられます。また、銀行に預け入れをしてこなかったタンス預金を活用する場合もそれを疑われるため、早々に預金口座に入れておくことをおすすめします。
面談では転職回数などを聞かれることがあります。その際、あまりに数が多いと不安視され、融資の成功が薄くなるため、注意が必要です。ただ、その転職回数が妥当な理由、例えばスキルアップなどでそのような回数になったという場合には、妥当な転職ということで問題にはなりにくくなります。
融資面談NGワード~態度・言葉遣い・姿勢
融資を受ける面談において、一番避けたいのは態度や言葉遣い、姿勢の悪さです。これらが悪いと人格を疑われるため、面談をする人も印象が良くなく、審査に大きな影響を与えることになります。そのような態度では、ビジネスの場でもうまくいかないと判断されてもおかしくありません。本人にそういうつもりがなかったとしても、相手の受け取り方次第であるため、人にどう見られているかも知っておく必要があります。
創業融資は人格、人物像の部分を重視して見られることになります。当然、話し合いを通じてその部分が問われ、様々な厳しい質問、重箱の隅をつつくような質問も考えられます。そんな時でも腰を低くすることが大事であり、嫌な事を聞かれて言葉遣いが悪くなるようなことはNGです。
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