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起業家のための会社設立準備~実践編3・登記書類作成/申請
起業家のための会社設立・登記書類作成~資本金の払込
起業家となり、定款作成など会社設立の手続きが順調に進むと、今度はいよいよ登記書類の作成とその申請の段階に入ってきます。しかしその前に、定款の作成と認証が済んでいることをしっかりと確認しましょう。これらがまだの場合は登記には進めません。登記にあたってはまず払い込みを証明する書面が必要です。これは定款に記載されている資本金額の分、各発起人からの出資金が代表取締役個人の口座に振り込まれていることを証明するものです。証明書類のひな形はオンラインでダウンロードできますのでそこに通帳などのコピーを添付し、作成しましょう。作成が終わったら通帳のコピーとともに、ページ順に重ね左端をホチキスで止めて製本しておきます。
起業家のための会社設立・登記書類作成~登記書類作成
次に、さきほど作成した払い込み証明書とともに登記申請書・発起人の決定書・(代表)取締役の就任承諾書・監査役の就任承諾書・取締役全員分の印鑑証明書・印鑑届出書・登記すべき事項を記録したCD-R(フロッピーディスクでも可)、が揃っていることを確認しましょう。それらはすべて個人か会社の実印が必要ですし、形式が崩れていては無効となってしまいます。起業に当たってはやることも多く混乱しがちで忙しいものですが、書類の数が多いためここできちんと整理し確認しておいたほうが良いでしょう。すべてが確認できたら、これらを重ねて左端をホチキス止めし、製本しておきます。これで会社設立の登記書類、その作成がすべて終わったことになります。
起業家のための会社設立登記申請~収入印紙
会社設立に必要な書類が手元に整ったら、今度はそれを登記申請に向かいます。設立する会社の本店所在地を管轄する法務局まで行き、窓口で書類一式を渡すだけと、いたって簡単です。ただし、登記には収入印紙が必要となります。起業が初めての場合は少し戸惑うかもしれませんが、法務局内で収入印紙が買えますのでそこで購入して提出書類に貼りましょう。貼ってしまうと戻せないため、窓口の人に書類に不備がないかチェックしてもらってから貼ると失敗がなくて安全です。もし何かあったときの問い合わせ先を書類に鉛筆で書きこんでおくと(窓口で教えてくれる場合もあります)修正が必要な時にスムーズに事が運びます。鉛筆以外で書いてしまわないように注意しましょう。
起業家のための会社設立登記申請~会社設立日
手続き中に法務局を良く見渡すと、「本日受付けた申請の完了の予定日は○月○日になります」という表示があるかと思います。滞りなく手続きが進めば、そこに書いてある日付に無事申請が完了したことになります。ちなみに会社設立日は登記申請書提出日がなされた日であって、申請完了日ではありません。また、どうしても忙しくて直接は行けず、郵送で登記書類を送るという方は「送付書類の到着日が会社設立日」になるという点に注意しましょう。通常はあまり問題にならないかもしれませんが、吉日を選びたい、あるいは特定の日を避けたいなど縁起をかつぐ方も多いため、郵送であれば配達日指定をしておくか、時間を見つけて法務局に直接出向きましょう。
ファイナンスアイの起業支援パッケージは会社設立と資金調達がセット
一つずつの書類作成でもそれぞれに注意事項があり、申請する先もばらばらであるため会社設立の手続きはこういった書類仕事が苦手な方にとって非常に神経を使うものです。起業をするにあたっては事業計画の策定が何より最優先であり、細かい作業で神経をすり減らすことは理に適っていません。多少の費用がかかってもこのあたりをプロに任せるのが賢いやり方と言えます。ファイナンスアイでは、こういった手続きと創業融資などもっとも重要な初期の資金調達についての強力なサポートをセットで行っています。これまで8000社以上の企業をサポートしてきた実績とその満足度98%、そして成功報酬形式であるという点が起業したばかりの経営者の強い味方となってくれるでしょう。