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経営ハック-アメフトに学ぶ経営とマジメント2

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経営ハック-アメフトに学ぶ経営とマジメント-2

先日のアメフトの記事が大反響となったため、本日も連続にはなりますが、アメフトと経営の関係について書かせていただきます。
前回の記事はコチラ(経営ハック-アメリカで最も成功しているスポーツビジネス『アメフト』に学ぶ経営・ビジネス)

そもそも、なぜアメフトに注目したのかというところですが、私自身が20年以上アメフトに携わっているだけでなく、実際に『世界の資産価値の高いスポーツクラブトップ50』をスポーツ毎に分けると『NFL(アメフトのプロリーグ)が29チーム、MLB(メジャーリーグ・ベースボール)が8チーム、NBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)とサッカーが7チームずつとなっている(同率クラブがあるため、総数は51チーム)』になっており、ビジネス上も非常に優れていると考えられるからです。

この数字はアメリカだけではなく、世界のありとあらゆるクラブを比較した数字になります。世界的にはサッカーやラグビーの方がメジャーな様な気もしますが、実はアメリカンフットボールは世界でも有数の巨大産業なのです。

アメフトのアメリカNo.1決定戦である『スーパーボウル』は視聴率が50%近くあるだけでなく、30秒のCMの枠で5億円近くの契約金になっています。さらに、大学生の試合でも11万人近くの観客を収容するなど、プロだけに限らずアマチュアまでもが日本のプロ野球やJリーグを超える巨大産業になっています。

今回はその理由についてまとめて行きたいと思います。

アメフトに学ぶ経営1~豊富なダイバーシティ

アメリカと言えば、「人種のるつぼ」と言われるように様々な人種の方が生活していることで、有名です。

実は、アメフトも以前は様々な人種差別はあったものの現在では沢山の人種の方が平等に戦えるフィールドが整っています。たくさんの人種がいるだけだとサッカーやラグビーと変わりはないのですが、他のスポーツとは決定的に違うところは、様々な体格の選手がいることです。サッカー選手の中に150kgの選手はいませんが、アメリカンフットボールの世界には150kgの選手もいれば70kg台の選手もいます。身長も2mをゆうに超える選手もいるかと思うと170cmくらいしかない選手もいるのです。

なぜ、この様な事が可能になるかと言いますと、ポジション毎に専門性が高く、必要とされる体格や能力に柔軟性があるからです。

前線でぶつかる選手は大きければ、大きいほどいいのですが、パスをキャッチしたり、ボールを持って走る人は、大きくなくても速ければ出来ます。少し前に「アイシールド21」という漫画が流行りましたが、主人公の選手も小柄ながら足の速いランニングバックというポジションをしていました。中にはボールを蹴るだけ、というポジションの人もいます。

これは、企業にとっても同じ事が言えると思います。財務やITが得意な人もいれば、人当たりが良く営業に向いている方がいたり、リーダーシップを発揮するのが得意な人もいたりと多様な人材を持った企業の方が、それぞれの個性を発揮できるので、大きな成果を生み出せます。

アメフトに学ぶ経営2~徹底した安全管理と選手・スタッフの生活を支援

アメフトと言えば「危険なスポーツ」というイメージがあると思いますが、現在は徹底的に安全を管理した上で行われており、特に脳震盪に対するルールは選手を守るために非常に厳しく作られています。

しかし、コンタクトスポーツであるため怪我はやはりつきものです。そんな環境の中で選手が思いっきりプレーができる様に年金制度も充実しています。引退後の生活の安全も確保されているだけでなく、先程申し上げた通り、学生のチームでも日本のプロスポーツ以上の収益を上げる事が可能です。そのためコーチングスタッフなどのセカンドキャリアの安全も豊富に準備されています。

これは、企業においては福利厚生等にも通じる考え方です。例えば、会社に勤め続ける事によるメリットをしっかりと作っていくことによって離職率を下げたり、仕事に専念してもらえる環境づくりとして学ぶことが出来ます。

アメフトに学ぶ経営3~ウェーバードラフト制度

アメフトのNFLでは、恒常的に強いチームが生まれない様に、独自のウェーバードラフト制度が採用されています。簡単に説明すると、下位チームからドラフト指名権を獲得出来るという制度です。

こうすることで、今年は下位であったとしても、学生のNo. 1プレーヤーを獲得する事が出来るので、上位チームに食い込む可能性が出てきます。この制度のおかげで常勝チームは少なく、常にどのチームが上位に入ってくるかわからなくなるため毎シーズン大いに盛り上がります。

資金力やブランドに頼った日本のドラフト制度ですと、常にどこかのチームだけが強くなるという状態に陥ります。勝っているチームは良いのですが、下位チームのファンはどんどんと離れてしまい、そのスポーツ全体のファンや人気が下がっていきます。

アメフトに学ぶ経営のまとめ

ダイバーシティの多様性、選手の安全管理、常に業界を盛り上げるドラフト制度の工夫。
これ以外にも複数の要素が絡み合って、アメフトの人気は支えられています。その根底にあるのは、ファンや選手を楽しませるという業界全体の取組が大きくあります。自分のチームだけが強くなるために資金力に物を言わしてリクルートをしたり、選手の安全面を顧みず、危険なプレーばかりさせたりする様な事がないので、アメフトの産業は大きく発展してきました。

これを企業経営に置き換えてみるとどうでしょうか?

自社だけがメリットが出る様に資金力に頼った行動をしたり、社員を酷使するブラック企業などは、将来的に大きく発展することは難しいでしょう。アメフトのNFLがスポーツビジネス産業として成功している事に学び、ダイバーシティの多様性を受け入れ、それらの特性を活かし、産業に関わる選手やスタッフの安全や生活を守り、ファンやお客様を楽しませる事ができる企業経営を心がけましょう。

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インテグリティ代表取締役/田村広大 営業コーチングコンサルタント

インテグリティ代表取締役/田村広大 営業コーチングコンサルタント

関西大学法学部卒業後、三井住友銀行に入行。資産家の資産管理業務をメインに担当。その後、「損得勘定なしで人助けがしたい」と思い立ち、吹田市消防本部にて消防士に転職。金融機関の理不尽さを感じ、金融業界をよくしたいという思いから保険業界入りをする。保険業界に入り、初年度から世界のトップ営業成績を達成し、MDRTを取得する。しかし、自分自身の営業成績が上がっても業界は良くならない事に気付き、株式会社インテグリティを起業し、保険営業マン向けのコンサルティングを提供している。「誰でも努力し続ければ成功する。」という独自のメソッドで年収1,000万円以上のプレーヤーを多数輩出している。

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