資金調達成功事例~子育てにより10年家庭に入っていた理容師の創業融資を成功へ
資金調達成功事例の経緯
クライアントは理容師の資格をもっているものの、10年前、出産を期に家庭に入っており、現場から遠ざかっている方であった。現在は介護施設の食堂にてアルバイトをしているが、子供も成長してきたことから、理容師の資格を生かしたビジネスで起業したいと相談を頂きました。
資金調達成功事例の対応
日本政策金融公庫、保証協会の創業融資における要件の一つに『実務経験6年以上、かつその業務を直近まで行っていること』という要件があります。
クライアントの場合は、この要件を満たしていないものの、起業するビジネスが『介護施設向けの理容師派遣』という内容であったため一定の連動性が見受けられた。
例えば、新たに理容室を開業するには競合も激しく、投資も大きくなることから不本意なリスクを負ってしまう。逆に、小規模資金で開始できるため理容師派遣モデルは、金融機関の評価を受ける可能性が高いと考えられた。また、単に理容師を派遣するだけでなく、高齢者とのコミュニケーションに配慮したサービス内容としていることも、今後の売上獲得の考え方から評価できるものであった。
上記に加え、本ビジネスについて客観的な評価を得るために、複数の介護施設宛ての調査を経営者自身に行って頂き、現在の利用状況や価格や不満点等を取り纏め、これを事業計画の根幹とした。
資金調達成功事例のまとめ
日本政策金融公庫には『女性の起業家向けの特例』があり、それは小口融資(300万円未満の融資)であれば経験が不問というものです。
今回はこの制度をあえて活用することとし、未経験よりも安全なビジネスモデルであることや、介護施設における経験を十分に活かせることを強調した。
また、複数の介護施設でのヒアリングは、各施設より高評価を受け、経営者自身が手ごたえを感じれた。これにより、日本政策金融公庫とのプレゼンに対し、非常に高い積極性と客観性を与える事ができ高評価につながり、満額融資による資金調達を成功させた。
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