自己資金が少ないながらも店舗での面談を実施し満額融資で資金調達を成功
惣菜店を営むベンチャーが、自己資金が少ない状況でも日本政策金融公庫の中小企業経営力強化資金の融資で満額融資を受け資金調達を成功させた方法を資金調達のプロがナビゲートします。
資金調達の相談内容
持ち帰り惣菜店を経営しているベンチャーF社は、店舗運営の創業を始めてから半年が経過した頃に、ファイナンスアイに資金調達の相談を頂きました。
相談内容は、ベンチャーF社の惣菜店業務が順調に拡大しており、10坪程度の現店舗では今以上の売上が見込めないことから、第2、第3店舗目の開店を同時に展開したいとのことであった。
しかし、ベンチャーF社は創業時の自己資金が少なく、日本政策金融公庫や信用保証協会の申し込みを躊躇していたとのことであった。
資金調達の解決方法
弊社がベンチャーF社の業務を精査すると想定以上に固定の顧客がついており、商品の広報戦略もしっかりしていることから、拡大しても十分勝算があると判断できました。
業務提携している税理士法人と連携し、過去の損益の整理を行い、資金調達方法として中小企業経営力強化資金での融資申し込みを行うことにしました。また、ベンチャーF社には店舗での面談を日本政策金融公庫に申し入れするようにアドバイスしました。これにより、活気あふれる店舗で面談を行う事ができ、日本政策金融公庫の融資担当者を安心させるには十分な材料となりました。結果として、自己資金は少ないながらも、日本政策金融公庫より希望額満額の融資で資金調達を成功させる事ができました。
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