起業時に大口案件受注。投資と運転資金を日本政策金融公庫の融資で資金調達を成功
工事請負事業を手掛ける個人事業主が、起業時に獲得した大口案件を納品するための運転資金を、日本政策金融公庫の融資で資金調達を成功させた方法をプロがナビゲートします。
資金調達の相談内容
長年工事関係の仕事を手掛ける個人事業のK氏は、得意先からの応援もあったことから、起業に向けて創業準備を始めている個人事業者でありました。
ファイナンスアイへの相談内容は、起業と同時に複数の工事に関する受注を受けることから、運転資金をできる限り多く資金調達をしたいとのことでありました。
※なお、複数の工事は個人事業のK氏が起業するにあたり、得意先が応援の意味を込めて依頼している案件であるため、全ての工事を受注したいというK氏からの強い希望がありました。
資金調達の解決方法
起業に向けて、案件を獲得している個人事業のK氏。得意先からの応援案件とはいえ、工事事業における個人事業主としての起業の平均値を大きく越える売上計画と資金調達になる内容でありました。そのため、「受注する工事に関する内容」、「打ち合わせに関する議事録」、「資金繰り資料」等をできるだけ丁寧に作成し、売上計画の信憑性や資金調達の必要性を補完する資料として対策を進めました。その結果、工事請負事業を手掛ける個人事業主K氏の創業計画書は評価を受け、日本政策金融公庫の融資により、複数の工事案件を無理なく受注するに足りる運転資金の資金調達を成功させました。
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