資金調達成功事例～卸会社の新規創業に対する創業支援で資金調達を成功

資金調達成功事例の経緯

弊社クライアントからの紹介により、新規創業の支援を行った。クライアントの新規創業分野は卸事業となっており、粗利率の低さ（20％未満）から、必然的に大きな売上計画とする必要があり、このことから金融機関の納得（実現性の高さ）を得ることの難度の高い案件となっていた。

資金調達成功事例の対応

主観になるが、卸や工事、建設系を除き概ね個人創業の初年度売上目標は１０百万円前後になります。
このことから金融機関の担当者の目線も、10百万円を大きく越える売上については見慣れていないこともあり、反射的に懐疑的な立場を取る事が考えられます。そもそも創業期においては、売上を客観的に証明することは非常に困難で、金融機関の担当者に悲観的な立場をとられた瞬間、融資の可能性が遠のくことが多いです。

上記のような状況を考慮し今回の案件については、悲観的な立場を取らせにくい計画とする必要がありました。
この対応策として、複数の売上シミュレーションを行い、経営者自らが保守的な計画としている建てつけとし、且つ、経営者の独立を後押ししてくれる取引先候補からの推薦を取りまとめ、売上計画により客観性を持たせるものとしました。

資金調達成功事例のまとめ

複数の売上シミュレーション、取引先候補からの推薦資料を計画の核とし経営者から丁寧に説明を実施しました。これにより、保守的かつ客観的な計画書であるとの印象を与え、金融機関担当者に悲観的な立場を取らせないように対応を進めた。結果として、満額１０百万円（大部分が運転資金）融資を受けて資金調達を成功させた。